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【校長メッセージ】2019年度 No,1

2019年度 入学式 校長告示

2019年4月7日

ようこそ。
私たち教職員一同は皆さんの入学を楽しみにしていました。そして今日、235名の新入生を迎えることができ大変嬉しく思っています。
保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。これまでのご苦労を思えば感慨ひとしおのこととお喜び申し上げます。
また、愛しい大切なお子様の教育を、数ある学校の中から本校に託していただきましたことを心よりお礼申し上げます。

さて、1年生の皆さん、あなたは今日から長い歴史を刻んできた平安女学院での学びが始まります。
ところで、学校は何を学ぶ場所だと思われますか。数々の学びがありますが、全てのそれは、あなたが「人の役にたつ人間になる」その日のための支度を整える学びの場所です。

みなさんが一人前の社会人として暮らしている10年後、2029年を想像してみましょう。
AI・人工知能の発達が進むことは当然です。
情報機器も更に進歩しているでしょう。
従って仕事や生活の様子が目に見えて変わっているでしょう。
自然界は極端な変化はないにしろ、夏は今以上に暑くなるかもしれません。教育の分野でも今当たり前なことが、当たり前でない状態になるでしょう。
そして、今の何十倍もの人たちが海外から来られて、地域や職場で私たちと共に暮らしていることでしょう。

では、皆さんが30代、40代になった時はどうでしょうか。
科学や医療技術の発展をはじめ想像を超える世界が出現しているように思います。
その時代でも、人間が担う仕事はどんな仕事だといわれているか知っていますか。
それについてはこういわれています。
「人の心を汲み取りながら、人とかかわりを持っていく仕事」
なるほどと思いました。

人間は1人として同じ人はいません。顔や形が違うように考え方や気持ちが違います。その考え方や気持ちも時間と共に変わります。
どんなに人工知能が優れていても、それを汲み取りながら、人とのかかわりを持つことはできないということです。
しかし、私たち人間にはそれを可能にする力を身につけることができます。

それを踏まえて平安女学院では、未来に生きる皆さんに是非身につけてほしい力が3つあります。
1つ目の力は自分を大切にする力です。自分を大切にできれば人も大切にできます。
2つ目は他人の喜びや悲しみに共感できる力です。
3つ目は相手の表情をみつめて対話できる力です。
この3つの力は、すべての人々の命と人権を守り、平和な社会をつくり、人のために心をつくし、力をつくせるための力です。
3年後、6年後皆さんが3つの力を身につけ、自分に自信を持てる人となり、頼もしく歩まれることを願って告示とします。

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